研究課題/領域番号 |
16K14130
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
末 信一朗 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (90206376)
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研究分担者 |
坂元 博昭 福井大学, 学術研究院工学系部門, 准教授 (70552454)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | バイオデバイス / ナノファイバー / エレクトロスピニング / 高機能ナノファイバー / カーボンナノチューブ / 分子メッキ / 分子ドメイン / 導電性ナノワイヤ / ナノデバイス |
研究成果の概要 |
高分子材料は、ナノファイバー、フィルムと形状ごとに、材料を構成する分子の配向性が異なることが知られている。申請者は、エレクトロスピニング法によりナノファイバーを形成した際、その分子ドメインが長軸方向に沿って配列していることを明らかにした。本研究では、ナノファイバー表面で長軸方向に分子ドメインが配列する機序解明、および、分子ドメインを制御した高機能ナノファイバーの創製手法の確立を目的とする。その結果、ナノ材料を繊維表面へ一次元配列できることを確認し、これまでない高機能繊維材料の基盤技術を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ナノファイバーの形状ではなく、ナノファイバーを構成する分子ドメインの配向性に着目することで新しい機能を付与することを目指す点が特徴である。ポリウレタンを母材とするため伸縮性、柔軟性を有することから、形状と機能を分子レベルで制御することが可能である。本研究で提案する新規ナノ繊維材料はウェアブルデバイスの材料として、産業的にも重要な材料になると考えられる。
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