研究課題/領域番号 |
16K14293
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
上田 隆雄 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (20284309)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アミノ酸 / コンクリート / 塩害劣化 / フライアッシュ / 断面修復効果 / 自己治癒 / ひび割れ閉塞 / アルギニン / 塩害 / 断面修復 / PCM / 鉄筋腐食 / 土木材料 |
研究成果の概要 |
アミノ酸の一種であるアルギニンを混入したコンクリートは、海洋環境における魚類等の生物生息環境が改善できることや、コンクリート中の鉄筋腐食環境を改善することが報告されている。本研究では生態系への配慮も必要となる海洋環境で適用される断面修復材にアルギニンを添加した場合の補修効果を実験的に検討した。さらに、この断面修復材にフライアッシュと石膏を添加することによる自己治癒性能についても併せて検討した。この結果、特にアルギニンとフライアッシュを併用した断面修復材は、一般の補修材を用いた場合と比較して、打継部界面付近の鉄筋腐食速度が抑制されるとともに、自己治癒によるひび割れの閉塞が促進される傾向を示した。
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