研究課題/領域番号 |
16K14295
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
村上 祐貴 長岡工業高等専門学校, 環境都市工学科, 准教授 (70509166)
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研究分担者 |
外山 茂浩 長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (60342507)
上村 健二 長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (80708090)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 締固め / 技能 / 打込み面の輝度 / 自己組織化マップ |
研究成果の概要 |
コンクリートの振動締固め時における打込み面の輝度値の時間変化から締固め程度の定量的評価を行った。その結果,配合の違いや鉄筋の有無によらず,締固めエネルギーの増加に伴い,打込み面の輝度値は増加し一定値に収束する傾向が確認された。また、締固めを複数回行った場合においても輝度値と累積した締固めエネルギーには一義的な関係が認められ、打ち込み面の輝度値から、締固め程度を定量的に評価できる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により,これまで作業員の暗黙知であったコンクリートの締固め判断が可視化され,作業員の技能に依存することなく適切な締固め判定が実現できる可能性がある。打ち込み面の輝度情報に基づくことで,面的な締固め評価が可能であることも大きな成果である。本研究の成果により,誰もが卓越した技能を必要とすることなく,コンクリートの適切な締固め判定が可能となり,このことは社会的に大きな意義を持つ。
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