研究課題/領域番号 |
16K14485
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
関 実 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (80206622)
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研究分担者 |
山田 真澄 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (30546784)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 細胞培養 / マイクロ流路 / ハイドロゲル / 癌細胞 / 抗ガン剤 / 癌浸潤 / スクリーニング / 癌細胞浸潤 / 抗癌剤 |
研究成果の概要 |
本研究では,癌細胞の環境を生体外において再現し,癌細胞の浸潤挙動や抗癌剤効果の正確な評価を可能とする,新規3次元細胞培養系の開発を目指した。マイクロ流路技術を用いて,軟部および硬部からなる階層的な微小ハイドロゲル材料(ハイドロゲルファイバーおよびハイドロゲルシート)を作製し,その内部に癌細胞と正常細胞を正確に配置して培養した。ハイドロゲルの硬さを調節し,また栄養分の供給方向を制御することで,癌細胞の浸潤を一定方向に誘導し,浸潤度合の定量評価を可能とする新規システムを開発した。本研究で作製したハイドロゲル材料は,癌の診断や新規抗がん剤の開発において有用なツールとなりうると期待される。
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