研究課題/領域番号 |
16K14785
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝・染色体動態
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 (2017-2018) 早稲田大学 (2016) |
研究代表者 |
立和名 博昭 公益財団法人がん研究会, がん研究所 がん生物部, 研究員 (70546382)
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研究協力者 |
ダッシェ マリコ
胡桃坂 仁志
斉藤 典子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | クロマチン / エピジェネティクス / ヒストン / 翻訳後修飾 |
研究成果の概要 |
ヒトをはじめとする真核生物において、遺伝情報であるDNAはクロマチンと呼ばれる構造を形成して細胞核内に収納されている。機能の異なる細胞が作り出され個体が形成されるためには、使われる遺伝子と使われない遺伝子の選別が必要である。クロマチンは、主要構成因子であるヒストンタンパク質が、アセチル化やメチル化などの化学修飾を受けることで構造を変化させ、遺伝子発現を制御している。本研究では、ヒストンの化学修飾を解析する新たな手法の確立を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は遺伝子発現制御機構に関して、新たな手法の開発を行なった萌芽研究である。遺伝子発現の異常は多くの疾患の原因となっている。そのため、その制御機構の解明が重要だと考えられている。本研究はゲノムDNAが形成しているクロマチン構造に着目して、クロマチン構造を介した遺伝子発現制御機構の研究に関する新たな手法の開発を行なった。この手法により、これまでに解析ができなかった事象の解析が可能となり、新たな知見が得られる。このことにより、遺伝子発現制御機構の解明に貢献し、疾患の制御にも繋がる次のアイデアの創出が期待される。
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