研究課題/領域番号 |
16K14835
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
谷口 光隆 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (40231419)
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研究協力者 |
大井 崇生 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 助教 (60752219)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | C4光合成 / 葉緑体 / トランスポーター / アスパラギン酸 / リンゴ酸 / 維管束鞘細胞 / クロストーク / ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ / 輸送体 / トウモロコシ / ヒエ |
研究成果の概要 |
本研究では,NADP-ME型C4回路とPCK型C4回路間のアスパラギン酸を介したクロストークの詳細を明らかにすることを目的とする。NADP-ME型C4植物のソルガムやエノコログサでは,葉組織中のPCK酵素活性が低く,葉緑体へのリンゴ酸輸送はアスパラギン酸により促進されなかった。よって,トウモロコシなどのPCK型回路をもつNADP-ME型C4植物において,リンゴ酸輸送が関わるC4回路の協調機構が確立されてきたと推察される。また,PCK酵素活性が顕著に高いイネ科ヒエ属NADP-ME型C4植物4種類を見出し,両C4回路の連携を明らかにするための格好の材料となることが期待された。
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