研究課題/領域番号 |
16K14889
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
廣田 隆一 広島大学, 先端物質科学研究科, 准教授 (90452614)
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連携研究者 |
荒川 賢治 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 准教授 (80346527)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生物学的封じ込め / 亜リン酸 / リン代謝 / 遺伝子組換え微生物 / バイオセーフティ / 膜タンパク質 / 生物・生体工学 / 遺伝子組み換え生物 |
研究成果の概要 |
遺伝子工学技術の発展によって、開放環境での利用が想定された有用遺伝子組み換え微生物(GMM)が作製されている。今後これらを安全に実用化するためにはGMMの意図せぬ増殖を防止し安全性を高めるための技術が必要である。生物学的封じ込めの方法論として、特定の化合物に生育を依存させる手法がある。亜リン酸は環境中ではほぼ検出されないため、亜リン酸に完全に生育を依存させることが出来れば、封じ込めの原理として利用できる。大腸菌をモデルとして本原理の実証を試みた結果、亜リン酸依存性は、高い封じ込め効果と、経済性、シンプルさを兼ね備えた、実用的な手法として利用可能であることが明らかとなった。
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