研究課題/領域番号 |
16K14897
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
金子 淳 東北大学, 農学研究科, 准教授 (30221188)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | β-PFTs / 膜孔形成機構 / Staphylococcus / beta-pore forming toxin / cell specificity / pore forming mechanism / タンパク質工学 / βバレル形成機能 / ナノツール |
研究成果の概要 |
黄色ブドウ球菌のβバレル膜孔形成毒素の分子機構を追求した。細胞特異性では、2成分性γヘモリジンのHlg2成分、LukEDのLukE成分が膜孔形成時に標的細胞と接する4つのループ構造のうち、loop4が赤血球認識に重要であり、loop1と2 が補助的に働くことを見出した。γヘモリジンのprestem解放には、LukFでprestemを保持に関わるcap領域のAspと、膜孔形成で隣接するHlg2cap部位の塩基性アミノ酸との相互作用が関わることを見出した。さらにstemの膜挿入に関わる残基の探索のため、αヘモリジンのcapとstemにCysを導入しprestem解放を調節できる評価系を構築した。
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