研究課題
挑戦的萌芽研究
ファルネシル二リン酸合成酵素がイソペンテニル二リン酸のみを基質としてファルネシル二リン酸を合成した。この結果は、ファルネシル二リン酸合成酵素がイソペンテニル二リン酸異性化酵素活性を持つことを示唆していた。つまり、二機能性のイソペンテニル二リン酸異性化酵素/ファルネシル二リン酸合成酵素を初めて見出すことができた。現在、触媒機構の解明を目指した研究を行っている。
新型酵素や二機能性酵素が関与するイソプレノイド生合成の新規基幹経路や新しい触媒機構の解明は、生物有機化学の基礎研究として重要なだけでなく、薬剤・香料・バイオ燃料などのバイオ生産や医薬開発などの応用に新しい展開をもたらすものと期待される。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (37件) (うち国際学会 6件、 招待講演 2件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
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http://researchers.adm.niigata-u.ac.jp/html/363_ja.html