研究課題/領域番号 |
16K14983
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
浅川 修一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30231872)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | バンドウイルカ / 腹ビレイルカ / iPS / 細胞株 / 不死化 / イルカ / リプログラミング / アルカリフォスファターゼ染色 / イルカ線維芽細胞株 / HHEX/HLX遺伝子 / ヒト由来未分化誘導因子 / イルカ初代培養細胞 / 鯨類由来未分化誘導因子 / 腹びれイルカ / iPS化 / 初期発生 / 線維芽細胞 / 培養細胞の不死化・株化 / 四肢形成 / 後肢形成 / 希少動物保全 / iPS 細胞 / 後肢消失・再形成 / 鯨類始原生殖細胞の樹立 |
研究成果の概要 |
イルカのリソースは限られるため、まずイルカ繊維芽細胞の不死化を行った。腹びれイルカ初代線維芽細胞にSV40T・hTERTを導入したところ不死化し、細胞株を樹立できた。それらを用いてヒトリプログラミング因子Oct3/4、Sox2、L-Myc、Klf4、Lin28遺伝子を導入したところ、コロニー状の細胞集団が観察された。AP染色により染色が確認できコロニーは脱分化状態であることが示唆された。次に正常イルカ線維芽細胞を用いてiPS化を試みた。しかし用いた線維芽細胞は増殖が悪くiPS化は成功しなかった。今後新たな線維芽細胞を得て再度試みる。また鯨類由来リプログラミング因子のクローニングも進めている。
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