研究課題/領域番号 |
16K15064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
佐原 健 岩手大学, 農学部, 教授 (30241368)
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研究分担者 |
金児 雄 弘前大学, 農学生命科学部, 助教 (90633610)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | モノソミー / カイコ / 第2染色体 / FISH / 形質マーカー / 定量PCR |
研究成果の概要 |
本研究では、ゲノムDNAシークエンスとゲノムreal-time qPCRにより、限性系統カイコの後代で認められる成長不良の矮小個体の中に第2染色体モノソミー個体が1)存在すること、2)遺伝性があり系統樹立できた、3)両性共に存在すること、4)その系統では正常系統と形質により区別できること明らかにした。また、RNAseqによりF2における正常に対するモノソミーのmRNA発現頻度比較は、第2染色体が0.59、他の26常染色体の平均発現比は約1であった。このことから常染色体の遺伝子発現には、遺伝子量補償が存在しないと考えられた。
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