研究課題/領域番号 |
16K15065
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
大手 学 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20386717)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ボルバキア / RNA / TomO / ショウジョウバエ / Sex-lethal / nanos / 共生細菌 / 性 |
研究成果の概要 |
ボルバキアによる宿主操作の分子機構を明らかにするため、キイロショウジョウバエ培養細胞を用いたボルバキア遺伝子のスクリーニングを行った結果、TomOを同定した。TomOは、ボルバキアによるSxl変異の回復を一部再現した。また、強制発現したTomOはRNA結合タンパク質複合体と共局在することから、TomOが宿主RNAを標的にしている可能性について検証したところ、nanos mRNAと複合体を形成していた。TomOはNanosタンパク質を増加させることによりSxl変異体表現型を回復させていることが明らかとなった。
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