研究課題/領域番号 |
16K15112
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中山 勝文 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 准教授 (20453582)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 樹状細胞 / MHC / トロゴサイトーシス / MHCクラスI |
研究成果の概要 |
Trogocytosisとは2種類の異なる免疫細胞が接触した際にその接触面に形成される免疫シナプスを介して一方の細胞膜断片が相手側の細胞にダイナミックに移動するという現象である。本研究において我々は樹状細胞(DC)がアポトーシスT細胞からMHCクラスI分子(MHCI)を含む膜断片を速やかに引き抜くことを見出した。Trogocytosisは未熟なphagocytosis機構であると考えられているが、このMHCI細胞間移動は、PS受容体を介するphagocytosis機構に依存しないことも判明した。現在、そのMHCドレス化の分子メカニズムの解析を進めている。
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