研究課題/領域番号 |
16K15126
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田熊 一敞 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (90289025)
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研究分担者 |
吾郷 由希夫 大阪大学, 薬学研究科, 助教 (50403027)
長谷部 茂 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (30754725)
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研究協力者 |
松田 敏夫
原 雄大
前田 優子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 精神疾患 / 発達障害 / エンカウンター試験 / 社会的相互作用試験 / 豊かな環境飼育 / 樹状突起スパイン / 自閉症 / 難治性うつ病 / 覚せい剤精神病 / Resident-Intruder試験 / Resident-intruder試験 / 薬理学 / 脳神経疾患 |
研究成果の概要 |
本研究の目的とした社会的認知刺激による精神疾患および発達障害モデルマウスの異常行動の改善について検討を試みたが,個体間接触の無い社会的認知刺激 (エンカウンター刺激), および個体間接触を伴う社会的認知刺激 (居住者/侵入者系相互作用刺激) のいずれによっても,反復提示による情動行動異常の改善効果を見いだすには至らなかった.一方,代替的な成果にはなるが,発達障害モデル動物を幼若期より認知刺激などを強化した“豊かな飼育環境”で4週間発育させると,異常行動が改善されることを明らかとし,その神経分子基盤が脳海馬CA1領域における樹状突起スパイン密度の低下改善であることを示唆した.
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