研究課題/領域番号 |
16K15287
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
片貝 智哉 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00324682)
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連携研究者 |
神田 泰洋 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00436768)
竹内 新 新潟大学, 医歯学系, 助教 (00360579)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | リンパ節転 / ストローマ細胞 / 組織微小環境 / 生体イメージング / リンパ節転移 / 微小環境 |
研究成果の概要 |
癌のリンパ節転移は病態を左右する重要事象であるが、メカニズムはほとんど分かっていない。本研究は、リンパ節内における転移癌細胞の挙動と免疫細胞を含む組織細胞との相互作用に焦点を当てた詳細な観察を行い、転移の成立機序解明を目指した。 マウス乳癌細胞の皮下投与により数週間後に転移したリンパ節では、辺縁洞内に癌細胞が定着し転移巣を形成、これが拡大していった。転移巣内部には特徴的な間質(ストローマ)細胞や血管網が形成されるとともに、マクロファージやT細胞の浸潤が認められた。共培養において乳癌細胞はストローマ細胞に選択的に接着したことから、生体内においてもストローマ細胞を足場とする転移の進行が示唆される。
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