研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、がん微小環境の人工的制御により腫瘍局所への免疫細胞浸潤、異所性リンパ様組織形成を効率よく誘導する方法を開発することである。マウス移植腫瘍モデルを用いて、ケモカインCCL21・CXCL13による微小環境制御の腫瘍増殖、免疫細胞浸潤に対する影響を検討した。CCL21・CXCL13を強制発現した細胞株をマウスに移植したところ、腫瘍の増殖速度低下、マウスの生存期間延長を認めた。また、CXCL13・CCL21の強制発現は腫瘍局所へのT細胞・B細胞浸潤を誘導したが、異所性リンパ様組織は形成されなかった。今後も、他のケモカイン・サイトカインに関して引き続き検討する予定である。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 13件、 オープンアクセス 11件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件)
Future Sci OA.
巻: 4 号: 3
10.4155/fsoa-2017-0136
Oncotarget.
巻: 8 号: 54 ページ: 92699-92714
10.18632/oncotarget.21564
Cancer Sci.
巻: 108 号: 12 ページ: 2430-2437
10.1111/cas.13404
Future Oncol.
巻: 13 号: 18 ページ: 1577-1580
10.2217/fon-2017-0136
巻: 8 号: 37 ページ: 61618-61625
10.18632/oncotarget.18651
Cancer Science
巻: 108 号: 9 ページ: 1732-1738
10.1111/cas.13301
医学のあゆみ がん免疫療法の躍進
巻: 263 (1) ページ: 13-19
巻: 印刷中 号: 5 ページ: 838-845
10.1111/cas.13193
巻: 印刷中 号: 4 ページ: 598-603
10.1111/cas.13189
Clin Lung Cancer.
巻: 印刷中 号: 6 ページ: e385-e394
10.1016/j.cllc.2017.03.011
Exp Ther Med.
巻: 13 号: 4 ページ: 1500-1505
10.3892/etm.2017.4150
日本臨床(特集)がん免疫療法
巻: 75 (2) ページ: 189-195
Immunotherapy.
巻: 8 号: 11 ページ: 1321-1333
10.2217/imt-2016-0063
Front Pharmacol.
巻: 7 ページ: 405-405
10.3389/fphar.2016.00405
J Immunol Res.
巻: 2016 ページ: 1745108-1745108
10.1155/2016/1745108
Pharma Media (特集)がん免疫療法ー最近の進歩と展望
巻: 34 (10) ページ: 17-22