研究課題
挑戦的萌芽研究
申請者は、これまでの研究成果より軟骨変性早期の糖鎖変化は可逆的変化であるという仮説を立てた。本研究では、in vivoおよびin vitro軟骨変性モデルを用いてこの仮説を証明し、変形性関節症(OA)早期の病態解明と新規治療法開発のための分子基盤の構築を目指した。ウサギ膝関節内および軟骨器官培養系への高マンノース型糖鎖分解酵素の投与により早期OA変化を導くという結果を得た。さらに、酵素の投与中止により組織変性は回復を認めた。今後、得られた可逆的OA修復メカニズムを解明するための研究を推進していく方針である。
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