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関節リウマチ骨粗鬆症の骨関節三次元評価を用いた治療薬予後予測サポートツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K15652
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 整形外科学
研究機関東京大学

研究代表者

田中 栄  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (50282661)

研究分担者 廣瀬 旬  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00456112)
松本 卓巳  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70436468)
研究協力者 大野 久美子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード骨粗鬆症 / 関節リウマチ / 有限要素解析 / 骨強度 / CTを用いた有限要素解析 / 骨密度
研究成果の概要

関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis)の関節破壊や骨粗鬆症を評価するために、腰椎・大腿骨のCTを用いた有限要素解析による骨強度評価を行うサポートツールを作成した。関節リウマチ患者にテリパラチド製剤(骨形成促進剤)を導入し、経時的に腰椎と大腿骨近位部骨密度と骨代謝マーカーを測定した。12ヶ月時時の腰椎骨密度を上昇させる有意な因子はなかったが、骨強度上昇因子は1ヶ月時におけるPINP(骨代謝マーカー)の上昇量が明らかとなり、CT/有限要素解析による骨強度は骨粗鬆症治療薬の有用な評価ツールと考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢社会にとって高齢者の骨折は患者の生活の質や活動性に重要な影響を及ぼすだけでなく、医療費や介護費などの社会的負担も大きい。従来骨粗鬆症評価として使用されている骨密度測定は関節変形やすでに骨折をおこしている患者にとっては過小評価になりやすい。今回開発したCT/有限要素解析による骨強度評価は三次元評価であり、さらに関節変形や骨折をおこしている対象群に対し、骨強度上昇する因子を明らかにすることができた。骨折危険性の高い骨粗鬆症に対する骨粗鬆症評価ツールとして今後も臨床応用可能と考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-01-27  

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