研究課題/領域番号 |
16K15809
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉田 靖弘 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (90281162)
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研究分担者 |
槇田 洋二 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (80357988)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 歯質接着 / デボンディング / 薬剤除法 / 2次う蝕 / 抗菌 / 層状化合物 / フッ化セチルピリジニウム / 生体材料 / 再生 / DDS / 殺菌 |
研究成果の概要 |
歯質接着材の進歩により歯科医療は大きく発展を遂げ,今日の歯科医療にとって不可欠な存在となったが,歯質との接着界面は永久に完全な状態を保てるわけではない。歯質接着界面の劣化に伴い発生する2次う蝕を抑制するには,歯質接着面の剥離を検知して剥離時に剥離部位にのみ薬剤を放出する新しい歯質接着材を開発する必要がある。そこで本研究では,剥離に伴う変形で薬剤を徐放することで劣化センサー機能付インテリジェントマテリアルの実現を目指し,新しいDDS型フィラーの開発に取り組んだ結果,特許出願につながる成果を得た。特許公開後にデータを公表する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯質との接着界面は永久に完全な状態を保てるわけではない。歯質接着界面の劣化に伴い発生する2次う蝕を抑制するには,歯質接着面の剥離を検知して剥離時に剥離部位にのみ薬剤を放出する新しい歯質接着材を開発する必要がある。本研究では,剥離に伴う変形で薬剤を徐放することで劣化センサー機能付インテリジェントマテリアルの実現を目指し,新しいDDS型フィラーの開発に取り組んだ結果,特許出願につながる成果を得た。
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