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医療グローバリズムを醸成するトランスカルチャラルナーシングシミュレーションの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K15937
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

五十嵐 ゆかり  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30363849)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード多文化共生 / 外国人 / シミュレーション / 教育プログラム / 周産期 / 異文化看護 / シミュレーション教育 / プログラム開発 / プログラム
研究成果の概要

本研究の目的は医療者の外国人対応力の獲得のための『トランスカルチャラル・ナーシング・シミュレーション』の教育プログラム開発であった。プログラムは、主にファーストコンタクトやコミュニケーションのつまづきの改善を目的とし、ケア場面の動画を視聴した後に改善方法を考える演習とした。動画の内容については32名の看護職から評価を得た。その結果、院内研修などの教材として役立つかについて「とてもそう思う・そう思う」と31名(97%)が回答し、またVASの10段階で、内容の満足度7.7、学びの満足度8.4と、プログラムの適切性や実現可能性に高い評価を得た。今後はプログラムを精選し広く公開していく予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年の日本における外国人の人口潮流をみると多様な背景を持つ生活者が増加しており、今後医療の現場でも同様の状況になっていくことが予測される。医療現場では主にコミュニケーションがうまくいかないことで適切なケアにつながらないことが大きな課題であり、そのことによって外国人患者も看護者もケアに対する満足度が低いことが多い。またコミュニケーションの障壁からトラブルに発展してしまい、健康に害を及ぼすこともある。これらの課題に対応する本シミュレーション教育プログラムにより、変化していく社会状況に対応する看護者の人材育成、ケアの質の向上、安全な医療を提供するためのリスクマネージメントにつながるといえる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Massachusetts General Hospital(MGH)における医療通訳サービスの現状2017

    • 著者名/発表者名
      五十嵐ゆかり
    • 雑誌名

      聖路加国際大学紀要

      巻: 3 ページ: 52-57

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [図書] 国際化と看護‐日本と世界で実践するグローバルな看護を目指して‐2018

    • 著者名/発表者名
      大橋一友/岩澤和子 監修
    • 出版者
      MCメディカ出版
    • ISBN
      9784840465939
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] ETHNIC https://www.ethnic.center/

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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