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エビデンス・マップを用いた補完統合医療の安全性と効果の体系化

研究課題

研究課題/領域番号 16K15940
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

片岡 弥恵子  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70297068)

研究分担者 小黒 道子  東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (90512468)
研究協力者 渡辺 采那  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード周産期 / エビデンス / 補完統合医療 / システマティック・レビュ / 助産学
研究成果の概要

周産期における補完統合医療に関する文献レビュ、医療施設における調査、妊婦の活用状況調査から、補完統合医療の活用実態を基盤に、エビデンスギャップについて検討した。全国328か所の分娩施設を対象とした調査では、妊婦に補完統合医療の介入を勧めている施設は少なかった。187名の妊婦に対する調査では、専門家からの施術にて整体(9.7%)、漢方(8.6%)、灸療法(7.5%)の順に多かった。セルフケアとしては、サプリメント摂取(47.6%)、ウォーキング(32.1%)、ハーブ(20.3%)が多くの妊婦に活用されていた。今後、安全性及び効果、実用性の側面からの検討が必要である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、これまで明らかになっていなかった妊娠中の補完統合医療の活用実態を示すことができた。医療施設を対象とした調査では、妊娠中のサプリメント摂取、腰痛・骨盤痛予防のための運動、浮腫への足浴やマッサージについて医療の実態を記述した。これらの結果は、助産ガイドラインのエビデンスと推奨に照らし合わせてエビデンスギャップについて考察することができた。妊婦への調査では、専門家からの施術での補完統合医療の活用の実態に加え、セルフケアとしての使用、情報入手先等も明らかにすることができた。今後は、安全性及び効果、費用対効果等多側面からの分析を行う必要がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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