研究課題/領域番号 |
16K15980
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 福岡医療短期大学 |
研究代表者 |
中園 栄里 福岡医療短期大学, 保健福祉学科, 講師 (10343732)
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研究分担者 |
大倉 義文 一般財団法人ファジィシステム研究所, 研究部, 主席研究員 (80352293)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ビタミンB群 / 骨強度 / 高齢者 / 食事指導 / 骨質 / 定量的超音波法 / ホモシステイン / ビタミンB群 / 医療・福祉 / 栄養学 / 看護学 |
研究成果の概要 |
ビタミンB群(ビタミンB6、B12、葉酸)による骨質低下の制御と骨強度規定因子の解析を行った。高齢女性をビタミンB群高摂取の介入群とコントロール群とし9ヶ月間追跡した。骨強度は、音響的骨評価値(OSI)で評価した。初回時では、OSIは骨代謝マーカーとホモシステイン濃度、血中ビタミンB6、B12、葉酸と関連はなかった。ビタミンB6、B12、葉酸摂取量は、OSIと正相関した。9ヶ月後では、コントロール群のOSIは減少したが介入群は変わらなかった。ビタミンB6、B12摂取量は、OSIと正相関した。ビタミンB群摂取が、高齢女性の骨強度の維持に役立つことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ビタミンB群高摂取の介入群は、コントロール群を比較して骨強度が減少せず維持していた。ビタミンB群摂取が、高齢女性の骨強度の維持に役立つことが示唆されたことは、高齢看護学における、食生活指導による在宅での骨粗鬆症性骨折予防への応用が期待できる。
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