研究課題/領域番号 |
16K16010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 京都大学 (2018-2019) 筑波大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
小林 佑輔 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (40581591)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 組合せ最適化 / アルゴリズム / グラフ / グラフアルゴリズム |
研究成果の概要 |
本研究では,頑健なネットワークの設計において生じる組合せ最適化問題に対する理論研究を行なった.研究対象は特定のネットワークや特定の状況に特化するものではない汎用性の高い問題である.ネットワーク設計に関連する多数の組合せ最適化問題に対して,効率的アルゴリズムの設計・解析を行なった.特に,30年以上未解決だった重み付き線形マトロイドパリティ問題と呼ばれる組合せ最適化問題に対して初の多項式時間アルゴリズムを与えた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,様々な組合せ最適化問題に対して効率的アルゴリズムを与えた.扱った問題はいずれも一般性の高い問題であるため,現実のネットワーク設計への応用に役立つと考えられる.また,本研究で解決した重み付き線形マトロイドパリティ問題は,30年以上未解決だった問題であり,この問題に対して初の多項式時間アルゴリズムを与えたことは,理論研究において大きな意義のある成果である.
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