研究課題/領域番号 |
16K16057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
若宮 翔子 奈良先端科学技術大学院大学, 研究推進機構, 特任助教 (60727220)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ソーシャルメディア / 位置ベースSNS / 時空間データ / 地域情報 / ランドマーク抽出 / 位置推定 / 地域特徴 / ナビゲーション / ソーシャルコンピューティング / 地理情報 / 情報メディア / ビッグデータ分析・活用 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,代表的なソーシャルメディアの一つであるTwitterのツイートを対象に,[A] 時空間・意味解析による大規模ソーシャルメディアデータ分析基盤の構築と[B] ソーシャルメディアデータの時空間コンテキストを考慮した地域情報システムの開発・評価について取り組んだ.具体的には,(1)位置情報が欠落したソーシャルメディアデータの位置推定手法の開発,(2)ソーシャルメディアデータを活用したランドマーク検出と経路推薦システムの開発,そして(3)ソーシャルメディアデータを活用した地域間の対応付け手法の開発を通して,ソーシャルメディアデータの地域情報システムへの応用の有用性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ソーシャルメディアデータは,多様なコンテキストにおける多様な人々の意思決定や行動支援のための重要な情報源になっている.社会学や医療・健康といった多様な研究分野においても,その活用は期待されている.一方で,データ欠損の影響が大きく,いまだ十分に活用されていない.さらに,ユーザらがコミュニケーションの一環として発信するデータは表現の揺らぎが大きく曖昧性が高い.本研究課題では,ソーシャルメディアデータの欠点であるデータの信頼性や曖昧性を分析・解消する方法について研究し一定の成果を挙げた.さらに,時空間コンテキストを考慮した地域情報システムの開発し,その有用性を示した点で意義がある.
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