研究課題/領域番号 |
16K16104
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 公立諏訪東京理科大学 (2018) 諏訪東京理科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
山口 一弘 公立諏訪東京理科大学, 工学部, 講師 (90649063)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 3次元画像 / 計算機合成ホログラム / 無線伝送システム / 3次元画像 / ホログラフィ / ディスプレイ / 情報通信工学 |
研究成果の概要 |
本研究では,CGHの無線伝送時に生じる伝送エラーがCGHの再生像へと与える影響を明らかにするために下記の3項目について研究を行なった. 「伝送エラーによるノイズの理論的解析」,「シミュレーション再生・光学再生による画質劣化の解析」,「CGH無線伝送システムおよびCGH無線伝送用アルゴリズムの開発」 これらの結果より,伝送エラーはスペックルノイズと同様に3次元空間中全体へとノイズのような画質劣化の影響を与えること,再生像の画質劣化と伝送エラー率との関係性を明らかにし,実環境下におけるCGH無線伝送時の実現性について検討を行なった.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CGHの計算方法やCGHを表示する光学系に関しては盛んに研究されているが,計算したCGHを表示装置へと伝送する研究については数少なく,未解明な点が多かった.本研究では,伝送時に発生する伝送エラーがCGHの再生像へ与える画質劣化の影響を検討し,理論的・実験的にその影響について研究を行なった.伝送エラーがCGH自身・CGHからの再生像へと与える影響を明らかにし,実環境下においてCGHの無線伝送の実現性について検討した.これにより,計算したCGHの伝送の自由度が向上し,HMDベースのCGH表示などへの応用が期待できる.
|