研究課題/領域番号 |
16K16155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
吉田 光男 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60734978)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | オルトメトリクス / ソーシャルメディア / 計量書誌学 / 研究評価 / 学術雑誌 / プライバシー / 固有表現抽出 / 学術情報流通 / 情報拡散 / ソーシャルウェブ |
研究成果の概要 |
本研究では,新たな学術文献評価指標を開発することを目指し,ソーシャルメディアにおける論文の言及データを大規模に収集し,分野を横断した言及要因の分析を行った。その結果,理工学系の論文よりも人文社会学系の論文の方がソーシャルメディアでよく言及されることなどが明らかになった。また,ニュースの典拠論文を調査するために,ニュース記事に現れる学術雑誌名を自動抽出するアルゴリズムを開発し,高精度に抽出できることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の研究評価指標は理工系に有利であるとの指摘があり,理工学系の論文よりも人文社会学系の論文の方がソーシャルメディアで言及されるという結果は,従来の研究評価に加えてソーシャルメディアのデータを利用することで,研究評価における分野の有利不利を補正できる可能性を示している。また,ニュース記事から自動的に学術雑誌名を抽出できることは,そのニュースの典拠となる学術論文へのアクセスを提供し,多様な視点での理解を助けることに繋がる。
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