研究課題/領域番号 |
16K16176
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 星槎大学 (2017-2018) 日本教育大学院大学 (2016) |
研究代表者 |
山田 雅之 星槎大学, 教育実践研究科, 准教授 (10610206)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 学習支援システム / プロジェクト型学習支援システム / 学習科学 |
研究成果の概要 |
本研究では,近年多くなされているプロジェクト型学習での協調問題解決場面において,学習者が他者と学んでいくプロセスを可視化するシステムを開発した.具体的には概念変化と身体動作を可視化するシステムを開発した.開発の過程において下記の3つの研究を実施した.1.スポーツにおける学びのプロセスを如何に評価(分析)可能かについて検討した.2.協調学習における身体動作と概念変化の可視化システムを開発した.3.学習者の記述プロセスを可視化する方法としてネットワーク分析について検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて,学習者の学習プロセスの評価として,理解レベルを設定し可視化することが可能である点,ネットワーク分析を用いた検討が可能であることが示唆された.身体動作と概念変化の学習プロセスを可視化するシステムの要件としては,矢印を用いて学習プロセスを示すことや身体動作と概念変化の図形を変えることで了解可能であることが示唆された. 本研究の結果から,協調的な問題解決プロセスでは身体動作と理解レベルの往還が起きることで不正解だった学習者が正解に至る可能性が示唆された. 本システムによって教師が身体動作も含めた理解深化の様子を確認し学びの支援へと繋げられる可能性が考えられた.
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