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アスベスト災害を事例とした社会的災害に対する公共政策研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K16242
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境政策・環境社会システム
研究機関立命館大学

研究代表者

南 慎二郎  立命館大学, OIC総合研究機構, プロジェクト研究員 (80584961)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードアスベスト / 環境マネジメント / 公共政策 / 社会的災害 / 制度経済学 / 行動経済学 / 社会的秩序 / 行動経済学・制度経済学 / 社会的災害の予防
研究成果の概要

本研究の目的は、労働災害や公害・環境汚染等の社会的災害に対して、その予防や発生後の対応のために求められる公共政策のあり方を明らかにすることである。そのためにアスベスト災害を対象事例として、人間の行動原理の局面に着目して検討を行った。主な研究成果として、社会的災害に対する公共政策のあり方やその実効性をめぐる制度経済学・行動経済学の視点による理論的考察と、過去の災害事例である大阪泉南地域のアスベスト産業の調査研究の進展が挙げられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

第一に制度経済学・行動経済学の視点による理論的考察において、将来的な被害・損失となるアスベスト災害の場合、事前の予防対策が最も効用が高く(費用を低く)できるにも関わらず、現時点では過小に低い問題として取り扱われてしまいやすい。これを前提として規制強化や政策介入を講じる必要がある点を明確とした。
第二に過去の災害事例の調査研究の進展として、大阪泉南地域のアスベスト産業の集約的なデータベース化を行い、同時に他の地域研究にも活用しうるその方法論についても明確とした。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (4件) (うち謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] 社会的災害対策の実効性と当事者行動の制度経済学的分析(下)2019

    • 著者名/発表者名
      南慎二郎
    • 雑誌名

      政策科学

      巻: 27(1)

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] ストック災害とリスクコミュニケーション2018

    • 著者名/発表者名
      森裕之、南慎二郎
    • 雑誌名

      政策科学

      巻: 26(1) ページ: 35-46

    • NAID

      120006551851

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 地域産業の実態解明を目的としたデータベース作成とその方法論2018

    • 著者名/発表者名
      南慎二郎
    • 雑誌名

      Ritsumeikan Policy Science & Public Policy(立命館大学政策科学会ディスカッション・ペーパー)

      巻: ー

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 社会的災害対策の実効性と当事者行動の制度経済学的分析-大阪泉南地域のアスベスト産業を事例とした検討-2017

    • 著者名/発表者名
      南 慎二郎
    • 雑誌名

      政策科学

      巻: 25巻1号

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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