研究課題/領域番号 |
16K16305
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構本部 (2017-2020) 東京大学 (2016) |
研究代表者 |
高祖 歩美 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構本部, 総合情報発信センター, 研究員 (10747520)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 科学コミュニケーション / 広報 / プレスリリース |
研究成果の概要 |
本研究では、研究成果のプレスリリースの配布先と配布手段について、学術研究機関とマスメディアとの間に認識の齟齬があることを、大学や研究機関等へのプレスリリースに関するアンケートとインタビュー調査、科学記者へのインタビュー調査により、確認した。また、プレスリリースの構成項目の分析や科学記者へのインタビュー調査により、科学記者に科学の研究成果を最適に伝えるという観点からプレスリリースが備えるべき構成項目は6つに集約されることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
科学に関する情報を非専門家にわかりやすく伝える科学コミュニケーションは、それを担う主体が多様化し、大学や研究機関といった組織も認められるようになった。こうした組織が行う科学コミュニケーションに着目することによって、学術的には組織の行う科学コミュニケーションを取り巻く社会的な構造を理解することにつながる。また、本研究を通して得られる知見は、大学や研究機関の実務現場においてより効果的な科学コミュニケーションを行うために活用できると期待される。
|