研究課題/領域番号 |
16K16386
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 東北大学 (2017-2018) 京都大学 (2016) |
研究代表者 |
梨本 裕司 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (80757617)
|
研究協力者 |
横川 隆司
鳥澤 勇介
珠玖 仁
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | Body-on-a-chip / 組織モデル / マイクロ流体デバイス / 血管 / スフェロイド / 細胞凝集塊 / オルガノイド / 血管網 / Organ-on-a-chip / Microfluidic device / 組織培養 / マイクロ・ナノデバイス / 細胞・組織 / バイオテクノロジー / システムオンチップ / 薬理学 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,マイクロ流体デバイス内で,組織モデルを灌流可能な血管網で統合し,生体の薬理動態を模したBody-on-a-chipの構築を目指した.肺の間質組織,および腫瘍組織の血管導入法を確定させるとともに,抗がん剤を投与した際の応答を評価した.検討した結果,血管による栄養,酸素の送達効果に起因すると考えられる細胞機能の促進が観察され,本手法が既存手法には無い特徴を有していることが確認できた.また,各組織を統合するためのマイクロ流体デバイスを作製し,血管化を検討,実現した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体内の各組織は血管網で結ばれており,相互に作用している.これまで,肺,肝臓,腎臓といった各組織のモデルは報告されていたが,それらを結ぶ血管の構築は報告されていなかった.本研究では,マイクロ流体技術を利用して,組織の血管化技術を開発するとともに,それらを統合する新たなデバイスを開発,実現した.
|