研究課題/領域番号 |
16K16421
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
佐藤 ちひろ 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (70757468)
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研究協力者 |
山田 順子
熊田 竜朗
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 脳梗塞モデル / リハビリテーション / 脳卒中 / 運動麻痺 / 片麻痺 / CI療法 / 作業療法 / 脳可塑性 / モデルラット / コラゲナーゼ / 運動種類 / モチベーション |
研究成果の概要 |
脳卒中後の後遺症の中でも手の運動麻痺は患者の心身の健康を著しく悪化させるため、有効な訓練開発が急がれる。ヒトにおける脳解析には限界があるため有用なモデル動物を用いて運動機能回復と併せた脳機能評価を行うことが重要である。 本研究では、脳卒中後の運動麻痺改善に有効なリハビリテーション開発ならびに改善メカニズムを目指して、Photochemically Induced Thrombosis(PIT)法を用いて前肢麻痺を呈する脳梗塞モデルラットを作出し、訓練の効果検証ならびに脳機能解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
訓練手法によって脳卒中後の運動麻痺の回復効果は異なるが、有効な訓練手法および要素は未だ未解明であり、さらには脳可塑性のメカニズムも詳細が明らかでない。本研究遂行による前述の課題を解決できる可能性があり、それらが明らかとなることで神経学的根拠に基づく最適な治療手段を用いてリハビリテーションを提供することにつながることから訓練効果を飛躍的に向上させる。さらには、効率的な訓練提供は患者や介護者の負担感軽減にも有益である。
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