研究課題/領域番号 |
16K16448
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 健康科学大学 |
研究代表者 |
駒形 純也 健康科学大学, 健康科学部, 助教 (20712798)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 仮想現実空間 / 脳卒中 / 歩行 / 脳卒中片麻痺患者 / 視運動性刺激 / 重心動揺 / リハビリテーション / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
本研究は、脳卒中患者の麻痺側荷重量を増大し、歩行能力を向上させる新たな治療プログラムを開発するために、視野全体の動きが、静的姿勢・歩行に与える影響を調べた。脳卒中患者に対して、スクリーンによる麻痺側方向への視運動性刺激(OKS)により、麻痺側方向への重心偏移が確認された。この方法の確立のため、健常者を対象として、ヘッドマウントディスプレイを用いて、仮想現実空間におけるOKSを提示し、静的姿勢における荷重量偏移の最適条件を調べた。歩行中は、OKS刺激側の立脚時間および荷重量が有意に増大した。本研究から、OKSを用いた方法が新たな治療プログラムとなる可能性を強く示唆するものとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中患者は、非麻痺側により多くの荷重をかけた、左右非対称性を示す。静止立位時の麻痺側荷重量が小さいほど、日常生活動作および歩行能力が低いことが報告されている。また、歩行時には、麻痺側荷重量が小さい歩容であり、麻痺側立脚時間の短縮が生じる。これらは、歩行機能と密接に関係がある。本研究の結果は、VRにより歩行時に一側の荷重量の増大や立脚時間を延長させられることが明らかとなった。今後、脳卒中患者への影響を調べていくことにより、脳卒中患者の歩行能力改善に繋がる可能性が示唆された。
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