研究課題/領域番号 |
16K16481
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
内藤 景 福井工業大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (60757558)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アジリティ / 方向転換走 / 横断的発達 / 児童期後期 / COD Deficit / 児童期 / リアクティブアジリティ / 方向転換 / 身体発育発達学 / スピード |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、児童期後期の子どもを対象として、方向転換走能力の横断的な発達の特徴を検討するとともに、方向転換走能力が優れる子どもの体格およびジャンプ運動からみた下肢パワー発揮能力の特徴を明らかにすることであった。その結果、方向転換走能力は12歳の子どもが10歳よりも有意に高かったが、この差には疾走能力が関係しており、方向転換自体の能力の差はほとんど認められないことが明らかになった。また、疾走能力および方向転換能力の両方が優れる子どもは、疾走能力は優れるが方向転換能力が劣る子どもに比べて、体格(身長・体重)は小さいが、垂直跳で測定される下肢のパワー発揮能力が高いことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、これまでシニアレベルの球技系競技を専門とするアスリートを対象に検討されてきた方向転換走能力に関して、日本人の児童期の子どもを対象にその横断的な発達の特徴を定量的に捉えたものである。この成果は、児童期の子どもに対する発達段階に応じた指導を行う上で考慮すべき観点を提示した点において、学術的および社会的意義があると考えられる。
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