研究課題/領域番号 |
16K16505
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 別府大学短期大学部 |
研究代表者 |
中山 正剛 別府大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (40441787)
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研究協力者 |
田原 亮二
神野 賢治
丸井 一誠
渡邊 正和
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 介入授業 / 即時効果 / 持続性 / 授業目標振り返りカード / 体育の宿題 / 運動行動 / セルフモニタリング / 大学体育 / 社会人基礎力 / 生涯スポーツ / スポーツ基本計画 / 教育学 / 身体教育学 / 体育科教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,大学における体育授業において,「学士力」,「社会人基礎力」のスキル向上と「運動行動」を促進させるための介入授業を行い,その即時効果と持続効果を検討した.結果として,「授業目標振り返りシート」,「体育の宿題」,「認知的介入」などの介入を行った群において,「人間としての基本的な資質・能力」,「前に踏み出す力」,「チームで働く力」,「運動行動ステージ」,「意思決定バランス(恩恵)」において効果が認められた.これらの結果から,今回の介入授業が学生の学士力,社会人基礎力,運動行動に効果的であることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義は,大学体育授業を大学が求める「学士力」だけでなく,国が求める「社会人基礎力」の向上や「スポーツ実施の推進」の観点から介入をしている点にある.また,介入後すぐの効果ではなく,1年半後の持続効果を測定する点にも特色があると言える. 結果として,大学体育が介入授業を通して,「人間としての基本的な資質・能力」,「前に踏み出す力」,「チームで働く力」,「運動行動ステージ」,「意思決定バランス(恩恵)」に好影響を及ぼすことが示唆された.これは,学生が社会から求められる能力の向上につながるため,学生自身にとっても社会にとっても有益な研究である.
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