研究課題/領域番号 |
16K16506
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
井上 功一郎 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (10723710)
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研究協力者 |
布目 寛幸
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | キック方向 / ボールインパクト位置 / ボール速度 / 足部姿勢 / 足関節角度 / インステップキック / ボール回転 / インサイドキック / スポーツバイオメカニクス / キック動作 |
研究成果の概要 |
本研究は,サッカーのインステップキックによって,各種方向にボールを蹴り分けるためのボールインパクト技術について明らかにすることを目的とした.足部の3次元形状を推定する新たな分析手法により,足部とボールが接触する様子を正確に調べることができた.左右方向にボールを蹴り分けるためには,ボール中心に対して足部を接触させる位置を左右にずらし,対角からインパクトすること,そして,足部の姿勢を調整し,狙った方向に甲を向けてインパクトすることが重要であると明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,足部の3次元的な形状を推定する新たな分析手法により,これまで明らかにされていなかったサッカーのキックにおける足部とボールの接触位置を特定した.この分析により明らかとなった,意図した方向にボールを蹴るためには足部をどのような向きで,ボールのどこに接触させると良いかという詳細な知見は,各種方向にボールを蹴り分ける実践的なキック技術習得のためのコーチングに広く活用されると期待できる.
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