研究課題/領域番号 |
16K16515
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小川 哲也 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60586460)
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研究協力者 |
中澤 公孝 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90360677)
河島 則天 国立障害者リハビリテーションセンター, 研究所 運動機能系障害研究部, 室長 (30392195)
小幡 博基 九州工業大学, 教養教育院, 准教授 (70455377)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 運動学習 / ロコモーション / 歩行 / 走行 |
研究成果の概要 |
ヒトの歩行と走行は通常、各々で獲得したトレーニング効果を共有しないが、これを決定づける行動科学的要因を同定し、今後、効果の共有を可能とする条件介入の可能性を検討した。分離型トレッドミル上において、歩行の学習では足の接地に伴う力調節が重要な役割を担い、離地時の後方へと蹴る力調節はほとんど影響しなかった。一方、走行では接地と離地の力調節がともに学習に関係した。ただ歩行時でも、後方から体幹部分を水平方向にけん引する力場を加えると、通常は走行にのみ認められた離地時の力調節に学習成分が観察された。この特性は、高い歩行速度に特異的だった。力場の付加により歩行の学習効果が走行に及ぶ可能性が示された。
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