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身体運動の熟達化に潜むダイナミクスの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K16529
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関龍谷大学 (2017-2020)
高千穂大学 (2016)

研究代表者

鈴木 啓央  龍谷大学, 経済学部, 講師 (00734758)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード身体運動の熟達化 / ダイナミカルシステム / 探索的な振る舞い / 学習の構え / 相転移現象 / マイクロコンピューター / 運動制御 / 運動学習 / 実験系心理学 / ダイナミカルシステムアプローチ
研究成果の概要

本研究の目的は、ヒトの運動学習の過程を縦断的に観察することにより、運動学習に潜むダイナミクスを明らかにすることであった。特に、学習が早く進行する学習者となかなか学習が進まない学習者との学習過程の相違に着目して研究を行った。研究対象はキャスターボードであり、その学習過程を3次元動作解析装置によって分析した。その分析の結果、なかなか学習が進まない学習者は、類似した運動パターンに固執し、新たな運動パターンを探索する振る舞いが少ない傾向が明らかになった。これらの結果は、令和元年度に行われた国際学会において発表された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトの運動学習では、個々の選手によって異なる道筋を通ることは多くのスポーツ指導者がよく経験することである。しかし、運動学習研究では、学習者をある条件群に分け、その群間の比較が行われることが多く、運動学習における個人差にあまり着目されてこなかった。これに対し、本研究の成果はその個人差を明らかにしたものである。これにより、画一的な指導に陥りがちなスポーツの指導場面において、個々人の選手の特徴を踏まえた指導への基礎的な知見が示されたと言え、より良いスポーツ指導への指針になると考えられる。

報告書

(6件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Exploratory behaviors affect motor learning in board sports2019

    • 著者名/発表者名
      Hiroo Suzuki
    • 学会等名
      International Conference on Perception and Action
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] ボードスポーツからみた学習ダイナミクスの機序の解明2018

    • 著者名/発表者名
      鈴木啓央
    • 学会等名
      情報学シンポジウム2018
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] スノーボードにおける熟達化の機序に関する事例研究2017

    • 著者名/発表者名
      鈴木啓央
    • 学会等名
      第68回 日本体育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2022-01-27  

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