研究課題/領域番号 |
16K16565
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
柿木 亮 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 非常勤助教 (70614931)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 温熱負荷 / 骨格筋 / 筋タンパク質合成 / 細胞内シグナル伝達 / サルコペニア / 熱ストレス / ラパマイシン / C2C12 / タンパク質合成 / 分化・融合 / ロイシン / タンパク質分解 / 筋肥大 / 筋萎縮 / タンパク質合成・分解 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、温熱負荷による筋適応現象のメカニズムを明らかにすること、温熱負荷がサルコペニアの予防策として有効であるか否かを明らかにすることであった。本研究の結果から、温熱負荷による筋タンパク質合成を促進する経路は、筋の温度上昇だけでなくアミノ酸の取り込みによるmTOR活性化経路が重要である可能性が明らかとなった。また、温熱負荷は単独ではなく栄養(ロイシン)と組み合わせることによってサルコペニアを予防できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、温熱負荷による筋肥大において筋タンパク質合成を調節するmTORシグナル伝達経路の重要性をより強調し、温熱負荷による筋適応現象メカニズムの理解に貢献するものである。また、温熱負荷は栄養と組み合わせることによってサルコペニアを予防できる可能性を示すことができたことから、今後栄養やトレーニングとの組み合わせによってさらなる応用方法の検証が行われ、より効果的なサルコペニア予防方法の開発につながると期待できる。
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