研究課題/領域番号 |
16K16579
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 上智大学 (2017-2018) 早稲田大学 (2016) |
研究代表者 |
島崎 崇史 上智大学, 文学部, 講師 (20735170)
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研究協力者 |
松下 宗洋
飯尾 美沙
竹中 晃二
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 漫画 / 健康教育 / エンターテイメント教育 / 身体活動 / 食行動 / 心理・感情 / 健康科学 / ヘルスコミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研の目的は、漫画をもちいた健康教育の効果検証であった。関連文献のレビュー、身体活動および食習慣の改善を目的とした健康教育漫画の開発、特定保健指導での事例研究、および漫画をもちいた介入がセルフエフィカシー・行動意図の向上に与える影響力について検討をおこなった。その結果、健康教育において漫画をもちいることは、閲読により特有の心理・感情状態を引き起こし、健康行動変容に貢献する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
健康教育漫画は、これまで経験的に支持され、広く一般に活用がなされてきたものの、「なぜ学習効果が促進されるのか」という学術的な根拠については理解されてこなかった。国外の人々から見ると,漫画は、単なる娯楽メディアではなく、日本の文化の一部として捉えられている。そのため、漫画をもちいた健康教育の効果検証は、国外の健康教育に携わる研究・実践者にとっても興味深い視点である上に、我が国の文化を活かした健康教育の方法論の考案として意義深い。
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