研究課題/領域番号 |
16K16671
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
横山 美和 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 基幹研究院研究員 (70725267)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 避妊法 / オギノ式 / 産児調節運動 / 産児制限運動 / ジェンダー / リズム法 / 医学史 / 科学史 / 避妊 / 産児制限 / 産児調節 / 荻野学説 / 科学とジェンダー / 月経周期 / 基礎体温 / 日米比較 |
研究成果の概要 |
本研究は、19世紀後半に現れた、月経周期に沿った生理的な変動すなわち<女性のリズム>という考え方の受容と展開に関する歴史の日米比較を行うことを目的として遂行した。米国では1930年代に「リズム」という言葉が荻野式避妊法を指す言葉として使用され、宗教や法律とかかわって産児調節運動に多大な影響を与えた。一方日本では荻野式避妊法は宗教的な意味合いはほとんど重視されなかったことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、荻野式避妊法の日米における受容について取り組み、これまでほとんど研究がなされてこなかった双方の社会の産児調節やその運動の歴史の側面を描きだしたことにある。産児調節運動の歴史に関する研究は、中心に取り上げられてきた人物たちが荻野式避妊法を拒絶していたことからか、これまで深く立ち入って研究されることがなかった。しかし実際はカトリック教徒のみならず多くの人が荻野式避妊法に関心を寄せた事実があり、特に米国では国家や教会を巻き込んだ論争を起こしていたことを明らかにした。
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