研究課題/領域番号 |
16K16753
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
仁井田 千絵 早稲田大学, 総合研究機構, その他(招聘研究員) (40634548)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | メディア史 / 映画館 / ラジオ・ドラマ / パフォーマンス / ライブ性 / ライブ・ビューイング / メディア / 表象 / 音響 / アメリカ / 音楽劇 / 芸術諸学 / 表象文化論 |
研究成果の概要 |
本研究「視聴覚メディアによるパフォーマンスの表象研究」は、ライブ・パフォーマンスが視聴覚メディアによって歴史的にどのように表象されてきたのかを、戦前の日本の映像メディア(映画)と音響メディア(ラジオ)を例として考察したものである。これらの歴史的事例を一次資料から分析することにより、パフォーマンスのライブ中継を映画館で行うといった今日の実践を、映画史と放送史の双方から歴史化する枠組みを提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、(1)これまで視覚メディアと聴覚メディアで分離していたメディア史の記述に対して、パフォーマンスの表象とライブ性という概念を持ち込むことにより、両者を横断的に捉える歴史的枠組みを提示したこと、(2)映画史、放送史の双方で見過ごされてきた映画館における中継の実践、放送における映像文化の利用といった事例に焦点をあてたこと、以上の二点である。
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