研究課題/領域番号 |
16K16802
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
クラウス テルゲ 大阪大学, 文学研究科, 特任講師 (90756454)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Experimental poetry / Contemporary poetry / German poetry / Translation / Multilingualism / 現代詩 / ドイツ詩 / Contemporary Poetry / Uljana Wolf / Ann Cotten / Ann Cotton / ドイツ文学 / 翻訳論 / 文化論 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は以下の2点にまとめることができる。まず現在のドイツ(ドイツ語)詩は、翻訳という問題を引き受けることで、グローバル化が急速にすすむ世界のなかで、グローバル化の影響を受けると同時に、グローバル化を批判するような思想を提示している。ドイツ現代詩が実践する、翻訳では、元テクストを戦略的に活用し、ズラすことによって、両義性を文化的な戦略として生かし、解決されることのない烙印を作品に残すことに成功している。第二に、20世紀、21世紀のドイツの詩は、翻訳の理論と実践に深く関与しており、作品そのものに翻訳という契機を残している。このふたつの成果を、モノグラフィーとして発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The research projected presented German poetry to researchers and readers of poetry in Japan as means of cultural transfer through workshops and seminars. It made them familiar with the transnational and translingual complexities of habitual modes of possessing language and identity.
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