研究課題/領域番号 |
16K16880
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 玉川大学 (2019) 常磐大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
森本 俊 玉川大学, 文学部, 准教授 (40755899)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 基本動詞 / 語彙習得 / エクササイズ / コア / 語彙指導 / 第二言語習得 / メタ言語意識 / 語彙 / 基本語 / 言語教師認知 / 教材開発 / 英語教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,英語の基本動詞をめぐる一連の調査を通して,体系的・継続的な指導のあり方を探求した。その結果,日本人学習者の多くは基本動詞の意味を日本語の訳語を通して理解する方略に縛られ,十分な「使い分け」と「使い切り」の力の獲得に至っておらず,学校現場でも体系的な指導が十分行われていない傾向が明らかとなった。指導においては,コア(核となる意味)を理解させた上で,理論に基づいてデザインされたエクササイズを通して定着を図ることが求められる。本研究の成果を現場に還元するため,基本動詞のエクササイズ集を製作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
基本動詞を主とする基本語を使いこなす力(基本語力)は、英語力の基盤であり,機能的な英語コミュニケーションを図る上で必要不可欠である。しかしながら,これまでの英語教育における語彙学習及び指導では,語彙のサイズ(数)を増やすことに主眼が置かれており,「基本語力を身に付ける」ことの重要性は十分共有されてこなかった。本研究を通して,基本動詞の指導や習得をめぐる現状を明らかにし,その知見を現場の指導に還元することで,多くの生徒たちが基本動詞を自在に使いこなせる力を身に付ける一助としたい。
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