研究課題/領域番号 |
16K17096
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
山本 慎平 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 特任助教 (40771431)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 新自由主義 / ニューリベラリズム / 鶴見祐輔 / 新渡戸稲造 / 清沢洌 / 貧困 / 格差 / 人格 / 経済学説史 / 経済思想史 / 経済史 |
研究成果の概要 |
本研究では、イギリスにおける新自由主義(ニューリベラリズム)の思想が、戦間期日本にどのようにして受容されたかを、鶴見祐輔が主宰した新自由主義協会の運動と協会が発行した雑誌『新自由主義』を中心に分析した。 一年目には、雑誌の特徴と、雑誌で論じられている重要な論点について整理した。また、彼らの活動が力を持てなかった理由を考察した。二年目には、第一に、雑誌の執筆者たちが、西洋のどのような思想家から影響を受けたのか、雑誌記事からできるかぎり特定した。第二に、彼らが標語として使用した、自由や人格といった用語の定義を、新しく入手した雑誌をもとに行った。これらの研究成果は英語論文として発表した。
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