研究課題/領域番号 |
16K17132
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 名古屋商科大学 (2017) 京都大学 (2016) |
研究代表者 |
田村 正興 名古屋商科大学, 経済学部, 講師 (00711590)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 医療経済学 / 不平等 / パネルデータ分析 / 医療政策 / 医療費 / 経済統計学 / 経済政策 |
研究成果の概要 |
日本家計パネル調査を用いたパネルデータ分析により、低所得者層では医療費支出がニーズに比べて過小であること、また高所得者層では過大であることが分かった。また、特に高齢者間での医療の不平等性が大きいこと、不景気になると特に現役世帯の中間層の医療費支出が大きく落ち込むことなどから、景気変動により現役世代の医療の不平等性は増すことが分かった。これらの結果は、高額療養費制度や自己負担率などの医療政策のあり方を考える上で重要なエビデンスの一つになると考えられる。研究成果は経済学と医療経済学の国内学会および国際学会で報告を行った。また、研究成果は論文の形にまとめており、英文ジャーナルで発表する予定である。
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