研究課題/領域番号 |
16K17139
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 国際大学 |
研究代表者 |
陣内 悠介 国際大学, 国際関係学研究科, 准教授(移行) (20723456)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | オンライン労働市場 / マッチング / 受発注 / 差別 / 労働経済学 / オンラインマーケット / クラウドソーシング / 経済政策 / 労働市場 / オンライン |
研究成果の概要 |
本研究は、世界中で急速に普及が進んでいるオンライン労働市場について分析したものである。オンライン労働市場では、各種仕事の発注者と受注者が顔を合わせずに契約を成立させる等、従来の労働市場とは大きく異なる特性を持っている。本研究ではこうした背景のもと、世界最大級のプラットフォームである、フリーランサードットコム社での取引データをもとに、どのような受発注が成立しているのかを研究したものである。その成果としては、オンライン経済ならではの評価価値が大きな意味を持っていること、加えて匿名性が高いオンラインコミュニティではあるものの、国籍等の個人情報が引き続き重要な要素となっていることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の労働市場においては、男女差別や学歴・職歴・人種・顔写真その他等による差別が問題視されてきた。本研究は、世界中で急速に普及が進むオンライン労働市場という新たなプラットフォームにおいて、これまでの労働市場とどのように違う特性があるのかを分析したものである。ここから見出されるオンライン上の特長は、従来市場で不便を強いられてきた労働者にとって、新たな求職チャネルを提供するという点で、学術的のみならず社会的意義もある研究となっている。
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