研究課題/領域番号 |
16K17156
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
北浦 貴士 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (00633489)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 企業統治 / 資本市場 / 社債市場 |
研究成果の概要 |
本研究の研究課題は戦前期日本の資本市場と企業統治との関係を明らかにすることである。戦前期日本における企業金融の中心は株式発行であった。このような資本市場の構造の中で、筆者は1890年代の会社設立規制、1920年代及び1930年代の配当政策や減価償却費、役員兼任や1930年代の社債市場における特殊な契約条項の役割を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
戦前期日本の資本市場や企業統治は、日本経済が大きく成長した戦後や現在の状況とは大きく異なるものであった。そのため、戦前期日本における現在とは異なるシステムを詳細に分析することを通じて、現在の日本が抱える資本市場や企業統治の問題点をどのように解決していけばいいのか、また今後のあるべき資本市場や企業統治の姿とはどのようなものであるのかを考えることが可能であると思われる。
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