研究課題/領域番号 |
16K17199
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
佐藤 哲也 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (00772956)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ロジスティクス / サプライチェーン・マネジメント / 生産管理学 / 多段階最適化 / モデル構築 / 遺伝的アルゴリズム / シミュレーション / ビッグデータ / 生産管理 / シミュレーション工学 / 流通 / 多段階最適化問題 / 商学 |
研究成果の概要 |
近年の物流業界では、取り扱い荷物数の増加とトラックドライバーの不足により、需要を満たすことが困難になりつつある。本研究では、製品の生産から出荷、配送に至る工程について効率化・全体最適化を図るためのシステム・手法の提案を行い、導入による効果を分析・評価することを目的とし、従来個々に検討されてきた各階層における最適化問題の深化と、それらを統合した多段階最適化モデルについて、検討を行った。 一方で、各種他産業においてもサプライチェーンの構築と改善は重要な課題となっている。そこで、生産物流におけるサプライチェーン設計・改善技術の他分野への移転についても、併せて検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個々に独立してモデル化がなされ解かれてきた複数の最適化問題について、近似解法である遺伝的アルゴリズムを用いた多段階最適化問題として実装を行うことで、近年の計算機性能の向上もあり、実用的な規模の問題を解くことも可能になりつつある。さらに、線形計画法や非線形計画法、整数計画法、確率モデルなどオペレーションズ・リサーチにおける各種手法の他、局所解法、逐次処理シミュレーションなどと遺伝的アルゴリズムを組み合わせた多段階モデルについても検討を進めており、本研究で扱ったサプライチェーン・マネジメントやスケジューリングなどの問題以外にも、手法を広く応用できることが期待される。
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