研究課題/領域番号 |
16K17220
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 名古屋外国語大学 |
研究代表者 |
原 慎之介 名古屋外国語大学, 現代国際学部, 講師 (20739982)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 管理会計 / サプライチェーン / リスクマネジメント / 在庫管理 / レベニューマネジメント / イベントリスク / 新型コロナウイルス / クライシス / 会計学 / 災害 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦略的管理会計の視点からサプライチェーンにおけるリスクへの対応及び評価について明らかにすることを目的としたものである。当初は東日本大震災による影響を中心としていたが、期間中に世界的に影響を及ぼした新型コロナウイルスにより企業が被った被害もまた、大規模かつ広範に影響を及ぼすという点で災害との類似性があることから、研究対象に含めて研究を行った。文献レビュー、データ分析、国内外の企業に対するインタビュー調査等を実施し、業種ごとの特徴や個別企業の取り組みを多角的に評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究開始時点では、管理会計分野において災害のようないわゆるイベントリスクへの対応や管理といったテーマは十分な研究の蓄積が進んでおらず、萌芽的な段階にあった。その理由として、突発性や予測の困難さに起因する管理可能性の低さが挙げられるが、現代企業にとってこの種のリスクは決して看過できないものとなっている。本研究を通じて明らかとなった業界ごとの傾向や個別企業の先進的な取り組みは、今後のイベントリスクへの対応を検討する上で一助となるものと考える。
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