研究課題/領域番号 |
16K17222
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
岡 照二 関西大学, 商学部, 准教授 (10599260)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 自然資本会計 / 自然資本経営 / サステナビリティ会計 / 気候変動 / 生物多様性 / 会計学 / 環境会計 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、国際的な環境問題解決のため、日本企業における自然資本経営・会計の実態を明らかにすることで、自然資本の分析・評価・開示方法について研究活動を実施した。自然資本とは、水、大気、土壌、森林、生物多様性などの自然財産をいう。研究方法としては、日本企業へのインタビュー調査及び公表されているデータの分析を行った。 その結果、環境経営において先進的企業であった日本企業においては、すでに自然資本経営・会計に取り組んでおり、自然資本の定量評価を実施し環境報告書などを用いて情報開示していることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、日本における社会科学分野、とりわけ会計学・経営学の研究領域において、これまで学術的研究がほとんど実施されておらず、本研究が初めて本格的に日本企業における自然資本経営・会計について実態調査及び事例研究を中心に行った点に学術的意義があると思われる。 また、本研究課題は現在国際的課題となっている環境問題・資源枯渇問題と密接な関係があり、実際に自然資本を使用しまた環境保全活動を実施している日本企業の実態について、学術論文及び学会報告等で研究成果を明らかにすることは、社会的意義があると思われる。
|